富良野塾 「僕が一番学んだ」 閉塾で倉本さん(毎日新聞)

 「感動を創(つく)るものは走らなければならず、感動を得るだけなら座しても可能だ。走るか、座るか覚悟を決めなさい。おれたちは此処(ここ)にいてずっと走ってる。行ってらっしゃい」。北海道富良野市の演劇の私塾「富良野塾」を26年間主宰してきた脚本家で演出家の倉本聰さん(75)は4日、こう言って最後の25期生16人を送り出した。【横田信行】

 「育ててくれたテレビ界への恩返し」と、84年、私財を投じ、同市西布礼別(にしふれべつ)の谷に塾生たちと一緒に住む家から自分たちで建てた。授業料などは取らず、農作業などで生活費を稼ぐスタイルにこだわった。塾生に課したのは「自己責任で」だった。

 最終公演に選ばれた「谷は眠っていた」など7本の舞台作品を発表し、高い評価を得てきた。「若者の力を信じることができた。原石としての若者は素晴らしい」と手応えを感じる一方、「年々応募してくる若者の質が低くなってきた。本気で芝居をしたいのではなく、覚悟も教養もないまま、受け身で教わろうという態度が目立ってきた」と危機感を募らせてきた。

 自身の気力、体力の低下も意識するようになった。「力を使い果たして終わるのが嫌だった。プロのステップアップの場にすると同時に、若い脚本家が自作を舞台化できる環境を整えたい」と閉塾を決めた。

 演劇を通し若者と本気でぶつかってきた26年間を「僕が一番学んだ」といい、この日のために集まった卒塾生らと「次にやることが控えている」と笑顔で新しい出発を誓った。

 今後は卒塾生らによるプロの演劇集団「富良野GROUP」の活動に力を注ぐ。卒塾生には舞台で活躍する俳優のほか、人気テレビドラマを手がける脚本家も少なくない。「テレビ界に一石を投じようと塾を始めたが、波紋も見えずにむなしい思いもした。だが、川底の小石たちが洪水の流れをせき止めてくれるのでは」と期待を寄せる。

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舞妓 「仕込みさん」通信制高校に入学 京都・五花街で初(毎日新聞)

 京都の五花街の一つ、宮川町に今春から舞妓(まいこ)見習いの「仕込みさん」として加わった15歳の少女2人が、私立京都美山高校インターネット通信制芸能文化コース(京都市上京区)に進学することになり、31日午前、2人だけの入学式に臨んだ。仕込みさんは修業に専念するのが通例で、高校へ進学するのは五花街で初という。着物姿の2人は「頑張って修業と勉強を両立したい」と意気込んでいる。

 大阪府出身の竹中恵利花さん(15)と東京都出身の古村麻貴さん(15)。共に舞妓にあこがれ、宮川町の置屋「たけもと」のホームページを見て応募した。仕込みさんは置屋に住み込み、半年〜1年間、京言葉や芸事を習って舞妓デビューを飾る。勉強を続けるのは難しいのが現状だ。

 しかし、たけもとの女将、竹本里恵さんは「英語や世界史も勉強し、伝統文化の良さを理解できる誇りある芸舞妓になってほしい」と同校へ依頼。書類審査や面接を経て合格が決まった。ビデオ学習やライブ中継授業を受け、5年間で普通科卒業資格を得られるという。

 竹中さんは「花街とは違う世界の人たちに接する事ができるのは魅力」と笑顔をのぞかせた。また、古村さんは「おけいことの両立に不安もあるが、楽しんで勉強に励みたい」と声を弾ませていた。【小川信】

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<家賃100円>1DK1カ月限定で 大阪・千林商店街企画(毎日新聞)

 大阪市旭区千林の「千林商店街」にある不動産会社「泉ビル」が、最初の1カ月分の家賃を100円にした賃貸マンションの契約を4月3日に受け付ける。大阪商工会議所が推進する、各店舗が目玉商品を100円で販売する「せんばやし100円商店街」の目玉企画として発案した。

 対象の物件は、市営地下鉄谷町線の駅から徒歩5分以内にあるマンション3棟で、ワンルームから1DKまで計12戸。正規家賃の月額3万〜5万円が2カ月目以降に必要になる。完成後30年程度が経過している。1年以上の入居が条件。

 「100円商店街」は4月3日午前10時〜午後5時の1日だけのイベント。衣料品や食品、理髪店なども100円で利用できる。隣接する大阪府守口市に大型商業施設が開業し、同商店街の客足は鈍っているが、泉ビルは「商店街を盛り上げるためにも一肌脱いだ」と意気込む。【清水直樹】

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伊勢湾フェリー 9月末で廃止 利用客が激減(毎日新聞)

 三重県鳥羽市と愛知県田原市の伊良湖岬を結ぶ「伊勢湾フェリー」(本社・鳥羽市)は、航路を今年9月末で廃止すると決め、24日、中部運輸局鳥羽海事事務所に事業廃止届を提出した。1日8〜14便運航してきたが、ETC(自動料金収受システム)搭載車の高速道路料金割引や景気低迷などで利用客が激減、業績不振に陥っていた。

 フェリー3隻とターミナルビルは売却し、従業員65人と契約社員ら10人は全員解雇、会社を清算する方針。

 同社によると、09年度の利用見込みは旅客34万6000人(前年度比24%減)、乗用車7万5600台(同27%減)、バス2900台(同13%減)と低迷。ピーク時の94年度と比べると、旅客30%、乗用車39%、バス16%にまで落ち込む。

 負債総額は今年3月末で21億9000万円と見込まれる。不況や燃料高騰などで毎年度1億円を超す赤字を計上していたが、ETC割引が始まった09年度は1億7000万円に膨れ上がった。

 福武章夫社長は会見で「乗用車の利用客が生命線。(ETC割引で)万策が尽き(会社再建の)夢が持てなくなった」と語った。同社は64年開業。近鉄、名鉄が各50%出資している。【林一茂】

 ◇高速割引で万策尽き

 「道路には税金を入れて、なぜ我々には来ないのか」。「伊勢湾フェリー」の福武社長は国の交通政策を批判した。ETC割引制度が導入され、全国各地でフェリー会社の経営が行き詰まっている。

 福武社長によると、今年6月にも高速道路「伊勢自動車道」の津インター以南が無料化されることも、廃止を決断する要因になったという。

 鳥羽市は廃止発表を受け、木田久主一市長を本部長とする対策本部を設置、初会合を開いた。航路存続に向けた情報収集や運航事業者支援、国・県への支援要請などの取り組みを強めるとしている。

 鳥羽市の観光関係者は「海が一番のアピールポイントの鳥羽で航路がなくなったら魅力が半減する。単なる一企業の廃業問題ではない。海の文化にかかわる」と嘆いた。鳥羽旅館組合の吉田一喜理事長や市観光協会の小見山健司専務理事も「関東から伊勢志摩入りする最短のコースがなくなる。伊勢神宮遷宮(2013年)を控える伊勢志摩にとってマイナスだ」と残念がる。

 愛知県田原市でも、鈴木克幸市長や市内観光団体トップら約20人が対策会議を開いた。25日に神田真秋知事へ、廃止阻止の支援を求める要望書を提出するなど対策を講じることを決めた。鈴木市長は「地域産業に影響が出ることは必至。国の政策が原因なので、国土交通省が支援すべきだ」と話した。【林一茂、黒尾透】

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トキ、別のペア1組も求愛行動(産経新聞)

 繁殖に向け巣作りをしているトキ2組が確認された新潟県佐渡市で22日、新たに別のペア1組が求愛行動を示す擬交尾をしている姿が撮影された。

 環境省は中国からもらい受けたトキの子孫を繁殖させて平成20年から放鳥。21日、放鳥した29羽のうち2組のペアの巣作りを確認したことを発表した。

 今回撮影されたのはこれとは別のペア。木の上で雄が雌の背中の上に乗り、くちばしを合わせ、約10秒間に2度にわたって擬交尾していた。本格的な繁殖期に入りさらにペアが誕生する可能性があるという。

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クロマグロ、禁輸回避確実に=モナコが決議取り下げ−条約会議(時事通信)

 【ドーハ時事】モナコは21日のワシントン条約締約国会議の第1委員会で、大西洋・地中海産クロマグロ(本マグロ)の禁輸案に関連して提出していた付帯決議を取り下げた。禁輸案自体が18日に否決されたためで、今回の会議で禁輸が回避されることがほぼ確実となった。
 モナコ政府代表は21日、記者団に対し、最終日の25日に予定される全体会合で、禁輸案の再審議を自らは求めない考えを強調した。モナコ以外の禁輸支持国が全体会合で再審議を求めるのは可能だが、同委員会で大差で否決されたため、「再審議の可能性は低い」(日本政府代表筋)とみられる。 

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逮捕の母、自身のブログに「綾音はお空へ帰っていきました」 堺女児虐待死事件(産経新聞)

 生後2カ月の長女の頭を揺さぶり殺害したとして、大阪府警に殺人容疑で逮捕された武中明日香容疑者(24)=堺市中区=が事件後、インターネットのブログに「(長女は)お空へ帰ってしまいました…」と書き込んでいたことが17日、分かった。育児のストレスで長女を殺害する一方で、ネット上では死を悼む母親を装っていた。

 ブログに書き込んだ日は不明だが、長女の綾音ちゃんが死亡した日付を書いた上で「二ヶ月しか生きられなかったけど、たくさんの大切なことをみんなに教えてくれました。綾音が生まれてきてくれた意味を考えて生きていきます」と記していた。

 一方、死亡前には「毎日慣れない育児に悪戦苦闘してます」との文章にハートマークや絵文字をちりばめており、育児に苦労しながらも、長女の誕生を喜ぶ様子を書き加えていた。

 また、自己紹介の欄には「好きなもの」として「子供の笑顔」や「頑張ってる人」などをあげる一方、「嫌いなもの」は「子供が泣いている顔」や「一人でいる時間」などと書き込んでいた。

 府警によると、武中容疑者は「育児疲れがたまって夜も寝られなかった。いらいらしていて子供がかわいいと思えなかった」と供述しているといい、ブログでも育児でのストレスをわずかにうかがわせた。

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佐賀の人違い射殺、元暴力団員の無期確定へ(産経新聞)

 佐賀県武雄市の病院で平成19年、入院中の板金業、宮元洋さん=当時(34)=を対立暴力団関係者と間違えて射殺したとして、殺人罪などに問われた元暴力団組員、今田文雄被告(63)の上告審で、最高裁第1小法廷(宮川光治裁判長)は今田被告側の上告を棄却する決定をした。懲役24年とした1審判決を破棄、無期懲役を言い渡した2審福岡高裁判決が確定する。決定は8日付。

 1審佐賀地裁は犯行を非難しながらも、宮本さんの遺族と暴力団の間で示談が成立していることなどから有期刑を選択し、検察側、被告側の双方が控訴した。2審は「示談は遺族と被告自身の間で成立したものではなく、さほど重視できない」として、無期懲役を言い渡していた。

 判決などによると、今田被告は19年11月8日朝、武雄市の病院に侵入。入院していた宮本さんを抗争中の対立暴力団関係者と誤認し、拳銃で撃って殺害した。

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坂本龍一さんら19人、芸術選奨大臣賞に(読売新聞)

 文化庁は12日、2009年度の芸術選奨文部科学大臣賞と同新人賞の受賞者を発表した。

 文部科学大臣賞には、音楽家の坂本龍一さん(58)、評論家の西部邁さん(70)ら19人、同新人賞には、映画監督、脚本家の西川美和さん(35)らが選ばれた。

 贈呈式は19日、東京都千代田区の旧文部省庁舎で行われ、賞状と賞金30万円が贈られる。

 ◆受賞者は次の通り。(敬称略)

 ◇芸術選奨文部科学大臣賞【演劇】俳優 嵐圭史(69)、演出家 鵜山仁(56)【映画】編集技師 川島章正(59)、美術監督 種田陽平(49)【音楽】尺八演奏家 三橋貴風(60)、箏奏者 吉村七重(60)【舞踊】ダンサー 岩田守弘(39)、日本舞踊家 三代目花柳寿美(68)【文学】作家 稲葉真弓(60)、歌人 柳宣宏(56)【美術】彫刻家 長澤英俊(69)、日本画家 山本直彰(59)【放送】プロデューサー 塩田純(49)【大衆芸能】音楽家 坂本龍一(58)、落語家 四代目林家染丸(60)【芸術振興】財団法人たんぽぽの家理事長 播磨靖夫(67)【評論等】編集者 斎藤慎爾(70)、評論家 西部邁(70)【メディア芸術】東京芸術大学大学院映像研究科長・教授 藤幡正樹(53)

 ◇同新人賞 【演劇】作家 前川知大(35)【映画】映画監督 西川美和(35)【音楽】バイオリニスト 庄司紗矢香(27)【舞踊】日本舞踊家 山村若有子(53)【文学】作家 川上未映子(33)【美術】写真家 津田直(33)【放送】ディレクター 黒崎博(40)【大衆芸能】ジャズ・バイオリニスト 寺井尚子(42)【芸術振興】演出家 中島諒人(44)【評論等】東京文化短期大学教授 岩切信一郎(59)【メディア芸術】アニメーション映画監督 細田守(42)

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<アカデミー賞>「ハート・ロッカー」受賞(毎日新聞)

 【ロサンゼルス吉富裕倫】第82回アカデミー賞(映画芸術科学アカデミー主催)の授賞式が7日夕(日本時間8日午前)、米ロサンゼルスのコダックシアターで行われた。作品賞はイラク戦争の爆弾処理班を描いた「ハート・ロッカー」が受賞。この作品のキャスリン・ビグロー監督(58)が、女性として監督賞を初受賞した。

 主演男優賞は「クレイジー・ハート」のジェフ・ブリッジスさん(60)。カントリー歌手を渋く演じ、歌も見事にこなした。主演女優賞は「しあわせの隠れ場所」のサンドラ・ブロックさん(45)。黒人のアメリカンフットボール選手を育てる白人養母を熱演した。

 助演男優賞は「イングロリアス・バスターズ」に出演したオーストリア人俳優のクリストフ・バルツさん(53)。第二次大戦中にフランスを支配したナチスの冷酷な大佐を演じた。助演女優賞は「プレシャス」のモニークさん(42)。暴力的な黒人の母親役を圧倒的な迫力で演じた。

 長編ドキュメンタリー賞は、日本のイルカ漁を告発した米映画「ザ・コーヴ」が受賞。環境保護団体が和歌山県太地町のイルカ漁を隠し撮りした映像を使用した。「高濃度の水銀を含むイルカ肉をクジラ肉として販売している」などと、日本の捕鯨を批判。全米監督組合賞(ドキュメンタリー部門)に選ばれるなど、国際的に話題となっていた。

 長編アニメーション賞には、作品賞にもノミネートされた「カールじいさんの空飛ぶ家」が選ばれた。

 今回は、ジェームズ・キャメロン監督(55)が最新の映像技術を駆使して製作した3D映画「アバター」と、ビグロー監督の「ハート・ロッカー」が最多の9部門でノミネート。2人の監督は元夫婦で、その“対決”が関心を呼んでいたが、「ハート・ロッカー」に軍配が上がる形になった。

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